2012年 10月 03日
8・9月ベストワン |
8月9月はTOEICに備えてDSばっかりやっててあんまり本読んでなかったので2ヶ月まとめてやっちゃいます。
で、TOEICやけどね、もう散々でしたよ。完全にナメてました。たかだかDS2ヶ月やったぐらいで出来るようなレベルじゃないわ。単語知らなさすぎ。200問あるんやけど、時間全然足りなくて、最後の20問全部Aをマークしました(ABCDの4択)。今月の終わりぐらいに結果出るんやけど、100点取れてたら万々歳。リベンジしたいような、したくないような・・・。とりあえず打ちのめされました。
ではでは、本題のベストワンは・・・
『下町ロケット/池井戸潤』『鍵の無い夢を見る/谷村深月』でした。今回どうしても1冊は選べへんかった。
『下町ロケット』は昨年度のベストセラーに入ってるし『鍵の無い夢を見る』は直近の直木賞を受賞しています。実はこれ2冊とも9月の終わりに予約の順番が廻ってきて1冊につき2日ぐらいで読みました。しかも、どっちもかなり読み返した。この2冊を読むまでに5冊ぐらい読んでたけど、その5冊を吹き飛ばすぐらいの内容で、もうちょっと時間が経ったらまた読みたい作品です。ベストセラーやら直木賞やら、やっぱりいい作品は評価されるんやなーってしみじみ思いました。
『下町ロケット』は確かフィクションで小さな町工場が舞台のお話なんやけど(みんなに読んでほしいから詳しくは書かない)、もともと母が読んでて、やたらと「いいわ~」「これがきっかけで読書にはまった」って言うから予約したんやけど、多分予約した時点で150番目ぐらいやったかな?けっこう待ちました。要所要所じーんってくるとこがあってさー(笑)。そこの箇所何回も読み返してしもた。まだ文庫になってないけど、ぜひぜひ読んで欲しい1冊です。
『鍵の無い夢を見る』は5編の短編集やねんけど、これがもうなんとも言えない感じやねん。この人の作品は多分今までのベストワンで2冊ぐらい紹介してると思うけど、今まではそんな「いい!」って感じじゃなかったのよ。この人の作品って女同士とか母娘の関係とかがすごい絶妙に描かれてるイメージがあったんやけど、今回は男女間もしっかり描かれててぐいぐい引き込まれました。ただ、構成がちょっと角田光代の「三面記事小説」みたいなところがあって一瞬「?」ってなったけど、全体的にはとても読み応えがある作品だったと思います。こちらもまだ文庫にはなってない(ってか出たばっかり)けど、ぜひぜひ、特に女子に読んで欲しい1冊です。
ちょっと長くなるけど、他の5冊も紹介しとくね。
・ラブレス/桜木紫乃
・着る女/筒井ともみ
・とけるとろける/唯川恵
・月と雷/角田光代
・プライド/真山仁
上3冊は先月読んだから内容忘れてそうやけど頑張る。
「ラブレス」は装丁が派出で、結構どろどろしたえげつない話かと思いきや、昭和20年代が舞台の力強く生きる女性の話でした。なんかね、こういう事言うとばかにされるかもしれないけど、「愛」は女性をより強くすると思った。対男性だけの愛じゃない。家族とか子供とかに対する愛も。
「着る女」は先月読んだ「食べる女」の著者が書いたお洋服についてのエッセイです。軽めな感じでさくさく読めました。お洋服って女の子をわくわくさせる力があると思えた作品でした。
「とけるとろける」は一応官能小説の部類に入ってるらしいけど、私的にはそうでもなかった。短編集で最初の数編は「おー」って感じやったけど、読み進むにつれて官能感がやや失速(笑)。惜しかった。
「月と雷」は比較的新しい作品。角田光代ワールドって感じでした。この人の本を読むと自分はいかに平凡な毎日を送っているかを考えさせられる。だから私は本を読むのかもしれませんな。
「プライド」はなんとも男性的な感じがする作品やった。「ハゲタカ」の作者さんなんやって。納得。
以上、長いこと自分勝手しゃべってすいません。読書の秋です。たくさん本を読もう。
で、TOEICやけどね、もう散々でしたよ。完全にナメてました。たかだかDS2ヶ月やったぐらいで出来るようなレベルじゃないわ。単語知らなさすぎ。200問あるんやけど、時間全然足りなくて、最後の20問全部Aをマークしました(ABCDの4択)。今月の終わりぐらいに結果出るんやけど、100点取れてたら万々歳。リベンジしたいような、したくないような・・・。とりあえず打ちのめされました。
ではでは、本題のベストワンは・・・
『下町ロケット/池井戸潤』『鍵の無い夢を見る/谷村深月』でした。今回どうしても1冊は選べへんかった。
『下町ロケット』は昨年度のベストセラーに入ってるし『鍵の無い夢を見る』は直近の直木賞を受賞しています。実はこれ2冊とも9月の終わりに予約の順番が廻ってきて1冊につき2日ぐらいで読みました。しかも、どっちもかなり読み返した。この2冊を読むまでに5冊ぐらい読んでたけど、その5冊を吹き飛ばすぐらいの内容で、もうちょっと時間が経ったらまた読みたい作品です。ベストセラーやら直木賞やら、やっぱりいい作品は評価されるんやなーってしみじみ思いました。
『下町ロケット』は確かフィクションで小さな町工場が舞台のお話なんやけど(みんなに読んでほしいから詳しくは書かない)、もともと母が読んでて、やたらと「いいわ~」「これがきっかけで読書にはまった」って言うから予約したんやけど、多分予約した時点で150番目ぐらいやったかな?けっこう待ちました。要所要所じーんってくるとこがあってさー(笑)。そこの箇所何回も読み返してしもた。まだ文庫になってないけど、ぜひぜひ読んで欲しい1冊です。
『鍵の無い夢を見る』は5編の短編集やねんけど、これがもうなんとも言えない感じやねん。この人の作品は多分今までのベストワンで2冊ぐらい紹介してると思うけど、今まではそんな「いい!」って感じじゃなかったのよ。この人の作品って女同士とか母娘の関係とかがすごい絶妙に描かれてるイメージがあったんやけど、今回は男女間もしっかり描かれててぐいぐい引き込まれました。ただ、構成がちょっと角田光代の「三面記事小説」みたいなところがあって一瞬「?」ってなったけど、全体的にはとても読み応えがある作品だったと思います。こちらもまだ文庫にはなってない(ってか出たばっかり)けど、ぜひぜひ、特に女子に読んで欲しい1冊です。
ちょっと長くなるけど、他の5冊も紹介しとくね。
・ラブレス/桜木紫乃
・着る女/筒井ともみ
・とけるとろける/唯川恵
・月と雷/角田光代
・プライド/真山仁
上3冊は先月読んだから内容忘れてそうやけど頑張る。
「ラブレス」は装丁が派出で、結構どろどろしたえげつない話かと思いきや、昭和20年代が舞台の力強く生きる女性の話でした。なんかね、こういう事言うとばかにされるかもしれないけど、「愛」は女性をより強くすると思った。対男性だけの愛じゃない。家族とか子供とかに対する愛も。
「着る女」は先月読んだ「食べる女」の著者が書いたお洋服についてのエッセイです。軽めな感じでさくさく読めました。お洋服って女の子をわくわくさせる力があると思えた作品でした。
「とけるとろける」は一応官能小説の部類に入ってるらしいけど、私的にはそうでもなかった。短編集で最初の数編は「おー」って感じやったけど、読み進むにつれて官能感がやや失速(笑)。惜しかった。
「月と雷」は比較的新しい作品。角田光代ワールドって感じでした。この人の本を読むと自分はいかに平凡な毎日を送っているかを考えさせられる。だから私は本を読むのかもしれませんな。
「プライド」はなんとも男性的な感じがする作品やった。「ハゲタカ」の作者さんなんやって。納得。
以上、長いこと自分勝手しゃべってすいません。読書の秋です。たくさん本を読もう。
by Lovechang3
| 2012-10-03 19:17